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2022.03.29セルシス

セルシスがアニメーション業界向けフォーラム「ACTF2022 in TAAF」を共催 人材育成にフォーカスしたメインセッションに登壇 キネマシトラスのデジタル作画導入マニュアルも公開

イラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」を提供するセルシスは、3月12日(土)・13日(日)に「ACTF2022 in TAAF」を、JAniCA、ワコムと共催しました。セルシスは人材育成にフォーカスした「ササユリ式動画教本」×「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」と題したメインセッションに登壇しました。また、会場でのブース展示を行いました。

ACTF(アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム)は、アニメーション制作者や教育者向けに、アニメーション制作のデジタル関連情報を得る場として、一般社団法人日本アニメーター・演出協会(JAniCA)とワコム、セルシスの3社共催により、2015年にスタートしました。

2022年は、東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)内にて、オンライン配信・会場展示をメインコンテンツとして開催し、アニメーター、監督、制作やプロデューサーなどアニメーション制作に従事する約530名以上のアクセスがありました。

メインセッションでは、アナログ・デジタル両方の側面から取り組む2社の事例として人材育成にフォーカスした「ササユリ式動画教本」×「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」に、セルシス セールス・アライアンス部 アカウントマネージャーの武田 暁雄が登壇し、CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定のアニメーション科目について、実施の背景や目指す姿、実施要項を紹介しました。
 
武田「業界での活躍にあたり、ご自身の画力やクリエイティブ能力が求められることはもちろんですが、その上でデジタルツールをどのように使うのか、トラブル対応の部分で知っておくべき知識などを学んでいくことも、デジタル制作の普及に伴い求められるようになってきました。この検定の受検、学習を通じ、一人ひとりのツール技能、デジタル制作に関する知識の習得が、クリエイターとしての活躍の幅が広がりや、業界内でのデジタルフローへの共通認識・理解の底上げに繋がればと思っています。」

また同じくメインセッションにおいて、株式会社キネマシトラス 代表取締役 小笠原 宗紀様、曽根 孝治様、大久保 あすか様、小出 卓史様と、株式会社ぎふとアニメーション 代表取締役 森 賢様が「『大した事』はやってない 既存ツールを活用したキネマシトラスのTVシリーズ制作」と題し、「CLIP STUDIO PAINT」を活用したデジタル作画化の集大成を公開されました。
 
大久保様「キネマシトラスでは、CLIP STUDIO PAINTと東映デジタルタイムシートを使用して制作しています。CLIP STUDIO PAINTと東映デジタルタイムシートは連動しているため、動きの確認が容易で、レイアウトや演出がしやすいです。(中略)デジタル化については、環境の変化はありましたが、作業内容として難しく変化したことはなく、手段が変わったという認識です。」

小出様「会社の方針やルールが決まっていれば、アナログでもデジタルでも変わらないです。」
 
森様「アナログからデジタルへの移行について、あまり抵抗感もなかったのですが、あらためて見てみると、アナログでやっていたことをデジタルにしているだけであまり変わっていないです。道筋、ルールを決めることで、その結果、問題なく進められたと感じています。一番重要なのは、ルール作りと伝わりやすさ、コミュニケーションですね。」

曽根様「労務管理の部分でも、制作管理業務は車の運転が主軸となる業務なので、そこを減らせるのは大きかったです。車両を減らす、運転する機会を減らすということは、経費や人件費が削減できる部分でもありましたし、なにより事故のリスクが減らせるのは会社にとってかなり大きなメリットでした。」

森様「ぎふとアニメーションでは完全なリモートでやり取りをしており、全員地方にいて、オンラインでつながっています。これはデジタルでなければできなかったことですし、キネマシトラスのグループとして次の段階になり始めている実感があります。デジタルを活用し、オンラインでコミュニケーションをとっていても、人間同士のやり取りなので、お互いリスペクトをもってやり取りできていれば問題がないと感じています。」

小笠原様「ツールもできあがっており、オンラインでのコミュニケーションも慣れ、工夫が始まってきていると思います。今後はアニメを作るということに対して、従来の良い部分を残し、デジタルと融合させる段階に入っていると思います。新しいツールや考え方の先にあるものを、旧来の熱を持ったアニメ制作者、クリエイターが取り入れていくことで新しい地平線が見えてくると思います。」

セッションの詳細などACTF出展事例について
https://www.celsys.co.jp/clipsolution/actf/

13日にはCLIP STUDIO PAINTのブース出展を行い、12日のメインセッションに登壇されたキネマシトラス様制作のデジタル作画導入マニュアルも展示しました。導入マニュアルはCLIP STUDIO TIPSにて無償公開しています。作画用テンプレートや受け渡し用フォルダをダウンロードでき、デジタル作画フローの導入に活用いただけます。



キネマシトラス
https://kinemacitrus.biz/

キネマシトラスデジタル作画導入マニュアル
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/4537#c6a9da99
https://youtu.be/KC_g91xST6s

さらに、株式会社 BRAIN MAGICより「アニメーター 小嶋慶祐さんに学ぶアニメ現場のデジタル作画術~クリップスタジオ×ワコム液タブ×Orbital2 活用~」と題したセミナー配信が行われました。 
 
https://www.youtube.com/watch?v=gI_lqfrdMZI

セルシスの提供するイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」は世界各国のエントリーユーザーからマンガ家、イラストレーター、アニメーターなどのプロのクリエイターまで、1,500万人以上(*)に利用されています。
https://www.clipstudio.net/

アニメーション制作会社導入事例
https://www.celsys.co.jp/clipsolution/casestudies/#category18

また、メインセッションでご紹介した「CLIP STUDIO PAINTクリエイター検定」は、3月21日より申し込みを開始しています。
受験のお申込みはこちら
https://www.clipstudio.net/cert/ja/

セルシスは、今後もCLIP STUDIO PAINTの更なる機能強化や現場のワークフローとの連携を進め、アニメーション制作工程のデジタル化を支援してまいります。


*体験版ユーザーおよびiPad版、iPhone版、Galaxy版、Android版、Chromebook版のインストール数を含む。


株式会社セルシスについて
セルシスはグラフィックコンテンツを制作する世界中のクリエイターを、デジタル技術で支援しています。
イラスト・マンガ・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」やWEBサービス「CLIP STUDIO」などの創作活動をサポートするサービスの提供や、電子書籍ソリューション「CLIP STUDIO READER」などのコンテンツ制作・流通・閲覧にまつわるソリューションを提供しております。

セルシスコーポレートサイト:https://www.celsys.co.jp/
CLIP STUDIO Twitter:https://twitter.com/clip_celsys
YouTube:https://www.youtube.com/c/CLIPSTUDIOchannel

Instagram:https://www.instagram.com/clipstudioofficial/

お問い合わせ先
株式会社セルシス 広報担当 増川 / 古野 / 髙橋
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-15-7 パシフィックマークス新宿パークサイド 2F
e-mail:press@artspark.co.jp

法人のお客様
https://www.celsys.co.jp/clipsolution/
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