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産学連携 事例

筑波大学

https://www.tsukuba.ac.jp/

・情報学群 組み込み技術キャンパスOJT

・徳永研究室
「線画と塗りつぶした領域に自動で陰影を生成する技術」
「アニメーションにおける彩色の効率化に関する技術」

情報学群 組み込み技術キャンパスOJT

2023年7月に開催されたキャンパスOJTには約15名の学生が参加し、実際に開発に携わったエンジニアが、CLIP STUDIO PAINT バージョン2.0の特徴的な機能の紹介と実装の経緯、スマホやタブレットでの利用時に直感的に使える「シンプルモード」実装にあたってのUI/UXの取り組みについての講義や質問応答を行いました。
 


質疑応答では学生から、クラウドとローカルについて、自動陰影の仕組みなど、技術的な質問があり、熱心に受講する姿が見られました。
 
講義終了後は、セルシスのインターンシップの紹介、体験談の発表も行い、学生やマネージャーとの意見交換の時間が設けられました。



セルシスは毎年、筑波大学で実施されているキャンパスOJTにて、座学を行っています。このOJTでは、セルシスが持つ開発ノウハウや機械学習の技術、取得している特許の内容などに触れており、OJTをきっかけに学生がインターンシップへの参加をするなどといった人材育成へもつながる機会となっています。



セルシスのインターンシップについてはこちら:
https://www.celsys.com/recruit/id=533

徳永研究室

セルシスはCLIP STUDIO PAINTなどをはじめとした製品の改良を目的に、筑波大学 徳永研究室と共同研究を行っています。その取り組みの一つの成果として、2023年3月に提供開始した「CLIP STUDIO PAINT バージョン2.0」に、線画と塗りつぶした領域に自動で陰影を生成する「自動陰影」が新機能として搭載されました。

 




線画レイヤーと下塗りされたレイヤーがあるデータに自動で陰影を描画できます。また、光源の位置や角度、影の色を設定することで、より自然な陰影を描画できます。

提供開始時のニュースリリースはこちら
https://www.celsys.com/topic/20230314


その他に、アニメーションにおける彩色の効率化に関する技術の共同研究も行っています。

アニメーションの彩色の際「基本色・ハイライト色・影色」がセットになったデータを用意し、影用とハイライト用の2種類の色トレス線を使って塗り分けを指示し、1か所の色指定をするだけで、残りの領域が自動で彩色されます。

特許6580220
影・ハイライト領域の彩色方法


筑波大学 徳永研究室
https://www.chaos.cs.tsukuba.ac.jp/



セルシスは大学などをはじめとした各教育機関とも協力して技術連携や、インターンシップによる経験を通じた人材育成のサポートを行っています。
 

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