コミックアート学科
西野学科長・小幡副学科長・蘇先生・和塚先生
2015年で創立50周年という歴史のある大阪総合デザイン専門学校様では、2014年より教材として「CLIP STUDIO PAINT」を大量導入されました。その背景・効果について小幡副学科長・和塚先生・蘇先生にそれぞれお伺いいたしました。
「CLIP STUDIO PAINT」はもともと1教室に、デジタル制作の選択肢の一つとして導入しておりましたが、2014年度より全教室に入れる形になりました。
その背景としては、ゲーム会社で働く方やイラストレーターなど、現役クリエイターの方から「CLIP STUDIO PAINT」の評判を聞いていたことや、アップデートが頻繁に行われており、最新のPCに対応している点、CLIPなどのサポートがしっかりしている部分から、将来性を大きく感じました。
また、管理をする側としても「CLIP STUDIO PAINT」は動作が安定していてスムーズな管理が行えます。そういった部分から、選択肢の一つではなく、スタンダードツールとして使えるようになるべきだと考え、すべてのPCの導入に至りました。
学生からの要望も大変多かったですね。学生が学校だけではなく自宅でも制作することを考えると、学生にも手が届く価格である面も魅力でした。(小幡副学科長・和塚先生・蘇先生)
「CLIP STUDIO PAINT」はそれ一本だけで制作がすべて行えるので非常に快適です。CMYKに対応している面も、魅力的ですね。
「CLIP STUDIO PAINT」ならではの機能ですと、パース定規は、制作の補助になるだけではなく、学生へのパースの概念の説明にも使いやすいです。
また、選択範囲の変形ができるのもいいですね。さらにベクター、ラスターともに透明色を指定できるので、消しゴムを使わなくても、塗りをする感覚で制作できるのも他のソフトにはない魅力としてあげられると思います。
最近はタブメイトコントローラーも使用して制作しておりますが、左手で簡単に操作できるので大変便利です。ショートカットは頻繁に使うので、コントローラーがもっと大きくなって、さらに自 由な設定が出来るようになるといいな、と思いますが…それだけ、コントローラーの需要は高いと感じております。(和塚先生)
昨今、Pixivや動画サイトなど、発表の場がどんどん増えています。その中で求められていくものは、ただの一枚絵ではなく多様なコンテンツにいずれ変わっていくと考えています。
「CLIP STUDIO PAINT」にも、マンガやイラストだけではなく、動画や3Dモデリングなど様々なコンテンツ・・・その先の新しいコンテンツを作れる「総合クリエイティブツール」にしてほしいです。(小幡副学科長)
商業施設での学生作品の展示会の開催など、発表の場をどんどん増やし、学生の作品が一部のイラストやデザインに関係する方だけではなく、幅広い方々にも触れてもらえるような機会を作っていこうと思っています。
また、日本国内だけではなく、韓国や台湾など、アジア圏との交流や留学生招致、他国と連携したイベントや普及活動なども考えております。海外からの要望もマーケットもありますので、学校としてもそれに応える形で活動していきたいです。(小幡副学科長)
まず、制作を続けることですね。継続をしないと壁にも当たりません。壁にあたらないと成長もできません。描きたいときだけ描いていてもプロにはなれないのではないでしょうか。
描き続けるためのモチベーションを保つためにも、家の中だけにいるだけではなく、リアルな社会の中で生き、経験を積んで感性を磨いてほしいです。
絵を描く人は絵を描かない時間こそ大事なんですね。日々の生活のありようが、その先の未来につながっていくと思います。自分の感性を研ぎ澄まして、自立したクリエイターになっていってほしいです。(小幡副学科長)
CLIP STUDIO PAINTはやっぱりペンの描き味がいいですね。ブラシ等の素材も最初からたくさんはいっているのもいいと思います。CLIP STUDIO PAINTだけで、なんでもできるのが魅力です。隙間閉じ機能なども、とても便利で、なくてはならない機能だと感じています。
大阪総合デザイン専門学校は2015年に50周年を迎えます。学校法人上田学園に属する専門学校の1つとして、長い歴史の中で常に業界の即戦力となる人材 の養成に努めてきました。グラフィックデザイン、インテリアデザイン、プロダクトデザインなどのデザイン分野、漫画、コミックアート、イラストレーショ ン、フィギュアなどのアート/クリエーター分野の大きく2つに分かれ、特に歴史のある漫画学科は全国トップクラスのデビュー率を誇り多くの漫画家を輩出し てきました。近年は学内最大の学生数のコミックアート学科の中から、アート、コミックイラスト、ゲームキャラクターデザインなど幅広い領域への進出がつづ いています。
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