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より豊かなセリフ表現を可能にしたCLIP STUDIO PAINT専用の欧文フォント「Clip Studio Comic」を共同開発

(2024年3月)

2024年3月にリリースした「CLIP STUDIO PAINT Ver.3.0」において、株式会社イワタと共同開発した、CLIP STUDIO PAINT専用の欧文フォント「Clip Studio Comic」を搭載しました。

「Clip Studio Comic」は、海外のマンガ制作現場で好まれる手書き風のフォントで、入力した文字の形がランダムに表示される特徴を持っています。人が書いたようなテキストが再現できるため欧米のマンガのより豊かなセリフ表現を実現し、マンガ制作における幅広い表現力をユーザーに提供できるようになりました。出版、販売する作品などへの商用利用も可能なマンガ用フォントとして、27の言語（*）に対応しています。

【「Clip Studio Comic」の特徴】
■「CLIP STUDIO PAINT」のブラシで書いた文字がベースになっており、「手書き感」と「可読性」のあるバランスの取れた字形

▼ベースとなる文字は、実際にCLIP STUDIO PAINTのブラシを使用して制作

■人が書いたようなセリフの表現ができる「ランダム表示」に対応
4種類の異なる字形が収録され、ひとつの文章中に形の違う字形をランダムに割り当てて表示が可能

■ 欧米コミックの表現でよく用いられる人称代名詞「I」を自動で「Crossbar I」にできる機能
文脈から人称代名詞を検知し、上下に横線がある大文字の「I」（Crossbar I）に自動的に変換されます。

▼提供開始時のニュースリリースはこちら
https://www.celsys.com/topic/2024031402

今後もセルシスは、他社との共同開発の取り組みを通して、より良い創作環境をグローバルに提供してまいります。

（*）英語/スペイン/ポルトガル/ドイツ/フランス/イタリア/ポーランド/オランダ/ハンガリー/チェコ/スウェーデン/アルバニア/デンマーク/スロバキア/クロアチア/フィンランド/ノルウェー/カタルーニャ/リトアニア/スロベニア/ガリシア/ラトビア/エストニア/バスク/マルタ/アイルランド/アイスランド

「株式会社イワタ」について

1920年（大正9年）の創業より一貫して変わらぬ文字づくりの姿勢で、イワタ新聞書体やイワタ明朝体オールド、イワタUDフォント、みんなの文字などに代表される時代のニーズに合わせた書体開発をおこなっております。近年では、漫画家の弐瓶勉氏とコラボレーションフォント、東亜重工製フォント『東亜重工』、『東亜重工GRUNGE』を開発・販売しています。お客様のニーズに合わせた受託開発も多く対応しております。

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